シナモン
アーユルヴェーダといえば
様々なスパイスを思い浮かべる方も多いかと思います。
今日は数あるスパイスの中から
日本人の私たちにも取り入れやすい
シナモンについて。
冷えを改善させたり
血液を浄化する作用などで知られる、
とても万能なスパイスです。
※シナモンとニッキ(肉桂)は別モノです。
ここではシナモン(セイロンシナモン/Cinnamomum zeylanicum)
について書いています。
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シナモンには【辛い・苦い・甘い】という
三つの味が含まれています。
シナモンには身体を温める効果があると言われますが
これはつまり「代謝と消化力を高める」ということと同じで、
アーユルヴェーダでは
血糖・血圧・コレステロールを下げる効果があると言われています。
またシナモンには鎮痛作用があり、
シナモンの精油を歯痛の鎮静に使ったりすることも。
<おすすめなシナモン摂取の仕方>
●生活習慣病の予防として
シナモン(粉末)を蜂蜜でペースト状にしたものを
ティースプーンに1/4ほど、
毎日舐めます。
●冷え対策に
-シナモンティー-
お茶パックにシナモン大1を入れ、熱湯で煮出します。
お好みで砂糖や蜂蜜を加えて。
-チャイ-
同量の牛乳と水で、以下の材料を煮ます。
茶こしで漉してお飲みください。
※★のついたスパイスは入れなくても大丈夫です。
入れるとさらに身体が温まっておすすめです!!
・茶葉
・シナモン(スティック1本を砕く、粉末でもOK)
・クローブ
・カルダモン
★スライスした生姜ひとかけ
★鷹の爪(1/2をちぎって入れます)
・好みでお砂糖
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シナモンには去痰作用や健胃作用があることでも知られています。
風邪の引き始めや食欲がない時、
お腹にガスがたまる(腹部膨満感)時にも
シナモンはおすすめです。
<摂取を控える人>
・妊娠中はシナモンの摂取は控えめに
・胃痛のある時
・粘膜に異常のある時
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