思い込みを捨てる
「不調に陥っている人に共通すること」
というものがあるように思います。
その中の一つが“思い込み”です。
多少の我慢はしなくてはならない
ある程度は人に合わせなくてはならない
大人は稼がなくてはならない
子供は勉強をしなくてはならない
バランスよく食べなくてはならない
などなど、なんでもあると思いますが
「~せねばならない」という思い込み。
もしくは無意識下の抑圧、
といってもいいかもしれません。
「~せねばならない」という思いの裏には
「(本当はしたくないけど、必要ないけど)~せねばならない」
という思いがあるのでしょうね。
そしてその思いは
「周りからの目」を意識したものでもあります。
周りの人に変な目で見られたくない。
だから「~せねばならない」
んですね。
この無意識が積み重なると
体や心に拒否反応が出てきます。
ひとによって反応の出方は様々です。
湿疹がでたり
胃腸の調子が悪くなったり
眠れなくなったり、起きられなくなったり
髪が抜けたり
目が暗くなったり、鋭くなったり
何をしてもつまらなくなったり。
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社会生活を送っている私たちは
いつでも好き勝手に生きていくわけにはいきません。
でも。
好き勝手にしていいことも
実は山ほどあります。
料理をつくる元気がなければ
無理して作らずに、買えばいいんです。
好きなものだけ食べればいい。
“健康的に”なんて言葉は忘れればいい。
仕事が行き詰まってしまって辛い時には
思いっきり有休をとればいいんです。
人の目は一切気にしません。
旅行でも行ってさっぱりしたほうが
周りの人にもいい影響を与えられるかもしれません。
いつも地味で無難な色の服しか買わない人は、
思い切って自分の大好きな色の服を着ればいい。
人の目なんかまったく気にしません。
年甲斐もなくといわれたって、
髪を好きな色に染めたっていい。
かわいいピアスでも素敵なネイルでも
思い切ってやればいい。
自分の気分を上げることは、
周りの気分も上げるんだから。
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そして自分の周りで
急に迷惑な連休を取った人がいても、
急に派手な格好してきた人がいても、
急に残業を拒否しだした人がいても、
「なにかあったのかな?」って
あたたかい気持ちで受け止められるような
そんな余裕を持てると、
素敵ですね。
思い込みの枠をはずして
心も体も
もっと自由になっていきましょう(^^