薬草‐ローズ‐
バラ Rose キャべジローズ
サンスクリット語でShatapatri(シャタパトリ)
薬草として使用されるのは
花びらの部分。
ローズはワータ・ピッタ・カパ
三つのドーシャをバランスさせます。
※過剰に用いるとカパの乱れを招き、アーマを増大させます。
ローズは特にピッタを減らす良薬です。
余分な熱を取り炎症を鎮めます。
ピッタ体質にはもちろん
夏の暑さが厳しい時期には
すべての体質の方におすすめです。
アーユルヴェーダ医は内服薬として
薔薇の砂糖漬け(グルカンド)や
ローズの粉末を処方することもあります。
ローズのジャムやローズウォーターは
比較的日本でも手に入りやすいので、
気軽に生活に取り入れられますね。
ちなみにサロンで販売もしている
ダマスクローズウォーターは
こんな使い方が出来ます。
・夏の火照った肌のお手入れに→炎症・火照りを抑えます
・コットンに含ませてまぶたに乗せる→充血や眼精疲労に良いです
・ヘッドマッサージに→頭部を冷やし余分な熱を取ります。白髪が増えて気になる方に。
・寝る前に顔へひと吹き→ワータ・ピッタを鎮め、安眠へと導く
・瞑想時にひと吹き→ハートチャクラへ作用して、愛を感じ易くなります
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ローズジャム(グルカンド)も良薬です。
イライラが収まらない時
わけもなく人を批判したい時
怒りが沸き起こってくる時
肌に炎症が起こり、赤味がある時
そんな時には、
ホットミルクにたっぷりのローズジャムを入れ
ゆっくりと飲みます。
ぬるめで飲むのがベスト。
夏の暑さが厳しい時には
バニラアイスやヨーグルトに混ぜて食べるのも
おいしいです。
トーストに塗ってもOK。
乱れたピッタ(火)のエネルギーが
ローズの香りとジャムの甘さで
ゆるやかに落ち着いていきます。
ローズの豊かな愛のエネルギーが
自分に染み込んでいくイメージで
飲んでみてください。
ローズは心疾患・循環器疾患にも作用すると言われており、
今現在も研究が続いている植物です。
優しく作用するので特に禁忌はありません。
子供からお年寄りまで使えます。
※天然ローズの香りは良い作用を与えますが、
人工の香りは人体に悪影響を与えることがあります。
ローズを選ぶ際には必ず
「本物の天然もの」をお選びください。
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