健やかに保つ~膣の話~
アーユルヴェーダは、古くからある予防医学です。
昔々から女性のためのケア方法として
膣へのオイルトリートメントが
推奨されてきました。
女性器のケアというのは
とてもデリケートな話題ですので
なかなか一般的ではありませんが、
アーユルヴェーダはそういう意味では
とても先進的ですね。
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膣の悩みって、色々あります。
乾燥、痛み、ゆるみ、萎縮。
昔は更年期になるとなりやすいとか
経産婦に起こしやすいとか言われていた症状が、
若い年代や出産経験がない人にも起こっていたりします。
近代的な生活方法によって骨盤底筋群が衰えたり、
過度なストレスによって引き起こされたり
原因は様々かもしれません。
日常からできる膣ケア方法として知られているのが
以下の方法です。
・膣ピチュ
滅菌ガーゼにセサミオイルを浸し、
タンポンの要領で膣に3時間ほど入れておく。
→膣内の乾燥を防ぎ、柔軟さを取り戻す。
・外陰部~会陰~肛門までマッサージ
セサミオイルを使ってマッサージをした後でお風呂に浸かり、体を温める。
オイルをなじませるように、優しく行う。
※現代のお医者さんの中には、
この方法を推奨していない方もいます。
おそらく衛生面での心配や、
女性器ケアは膣の自浄作用で十分だ
といった理由からだろうと思います。
自己判断・自己責任で行ってください。
※本来のアーユルヴェーダでは
ただのセサミオイルではなく、
薬草オイルを使うと最も効果があるとされています。
不妊治療にも使われるバラーオイル、
クシーラバラーオイルが代表的です。
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また、アーユルヴェーダでは
出産時の会陰の伸びをよくするために
出産前から膣口にオイルを浸した綿を
1日数時間当てておいたり、
もしくは膣内にいれておく
という方法がとられることがあります。
併せて膣口と膣内を軽くマッサージをすると
より効果的とのこと。
膣口を柔らかく、皮膚の伸びをよくしておくことで
会陰切開をしなくて済むように
もしくは会陰切開・損傷があっても
治りを早くするためと言われています。
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膣の悩みは恥ずかしいことではなくて、
年齢とともに
割と多くの方が抱えている問題です。
もしなにか気になることがあれば
サロンへお越しの際にお話しくださればと思います。